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Report

Paris Report

カレンダーは、3月になりましたがまだまだ寒いパリです。
コートの季節は、続いています。各種デモも続いていて、特に交通止めの農家のトラクターが、今日はどこを塞いでいるか?をよく調べてから外出しないと、高速道路で困ることになっています。
30歳代の新首相アタル氏は、就任直後から、農業問題でかけずり回っています。

ゴジラ

日本をはじめアメリカでも大人気で何度も観た人が続出との『ゴジラマイナスワン』。
パリではテストで数日間のみ映写されました。なんでもすぐに声を上げるフランス人にとって、『たった数日とはなんだ!!』との声に1月17日から月末まで上映延長され大絶賛でした。
「もっと続けろ!」との声にまた上映されるらしいです。パリの映画館は、毎週水曜日に演目が変わります。なぜかというと水曜日は幼稚園、小学校がお休みだからです。それに伴って親も週末はもちろん!水曜日も定休にする会社勤めの人達もいます。
これまでの映画館はそんなに大きくは無く、しかし街のあちこちにあります。必ずと言っていいほど隣にはカフェがあり、そこで待ち合わせや鑑賞後一杯やりながら感想を言い合う流れが普通ですが、この頃は今風の何部屋もある大型映画館が増えてきました。便利ですがパリ文化が薄くなってきたように感じます。
今回のゴジラは、フランス映画専門サイトで、一般人の評価5点満点中4.3点。映画評論家は、3.9点と驚異的な高数字が出ています。日本映画で初めてのアカデミー賞視覚効果賞与もゲットして 少年の時にゴジラを見たおじさま方やフィギア好きのオタクちゃん達が 盛り上がっている上に昭和文化好きのフランス人達にも沁みているそうで盛り上がり、再上演希望!と声を上げています。

Paris Report

ブルゴーニュツアー

シャルドネ、シャブリ、ボジョレー、そしてロマネ・コンティと続けば、ブルゴーニュ地方のワインですね。首都のディジョンからは、パリに来るよりもスイスの国境が近いフランスの東にある地方です。ワインの他にマスタードも有名です。pate de chou。シュークリームの生地にgruyereグリュイエールチーズ混ぜ込み焼いた塩味のおつまみ、おやつに出てくるスナックも名物です。
友人の友人が、面白い事を始めたと知らせがありました。元空港管制塔責任者空港長と長くご立派な職歴の方。生まれも育ちもブルゴーニュ。「血液はワイン?」と冷やかされているムッシュが定年後、好きな事バイク。地域のお役に立つ事、ブルゴーニュで。となんともフランス人らしい楽しい定年後のニューライフを始めました。
ご自慢のバイクにサイドカーをつけて、ワイン街道を案内してくれるツアーをスタートしました。畑の道路はまだいいのですが、ワイン畑に隣接する歴史の古い村の中の道は、大昔のまま。自動車では回り込むのが難しい場所が多々あります。しかし、バイクだとそんな所もどんどん入って行けます。
2人で参加の場合はドライバーの後席とサイドカーに乗れます。4人の場合はバイクが2台になります。
一時間95 ユーロ。二時間で160ユーロ。四時間にはワインのテイスティングついて350ユーロ。
世界のワインラバーに喜ばれる新しいスタイルのフランス発見の旅の提案です。
あなたもバイクでブルゴーニュの風を感じる旅は、いかがですか?

Paris Report

https://www.retro-tour.com/en/bourgogne/#tours

CBD

サンジェルマン大通りから地下鉄10番線のマビヨン駅のすぐ近くに、「えっ!?」と思えるぐらい小さなお店を見つけました。
以前はなんだったか思い出せませんが、看板にはCBDオイル、ドリンク、チューインガム、ハーブティー、お茶、ブラウニーケーキと書いています。
中から出てきたお兄さんはショーケースの上に上半身を出すと彼の肩幅とちょっとの隙間だけです。『ボンジュール。何かお探しですか?』と聞かれたので、ここは、CBDのお店かと聞くと『そうですよ。パリで一番小さなお店です。CBDの商品もあるけど、売れるのは、大麻だよ』というので、びっくりでした。『これこれ』と指差すショーケースを見ると、なるほど。乾燥した植物の蕾や葉っぱが、ガラス瓶に入っていました。フランスでは、2021年からハイになる成分が、0,3パーセント以下で国が認めた品種に限って大麻の栽培、輸出入、販売が許可されています。CBDとは、その大麻からハイになるTHCという成分を抜いた物らしく、精神作用や中毒性はないそうです。日本でも、販売されているようですが、パリでは最初は専門店だけでしたが、現在どこのスーパーでも専門コーナーがあるほど普及しています。
セルフケアに効果的とCBDの飲む物、肌につける物、食べる物と多種多様販売されています。日本に比べるとフランスはロングヴァカンスもあり社会保障も整っていますが、どれだけストレスがある国民なのかと思います。

Paris Report

イビサ島

暗く、冷たい雨が続くこの頃のパリ。我慢できなくなり南に行ってきました。
『イビザ島』と言えば皆様は何を思い浮かべますか?
地中海の島。いつも暖かい島。ヨーロッパのハワイ。
クラブシーンをご存知の方はこの島は『クラブ音楽の聖地』と呼ばれています。
有名なアーティストやDJが集まり、夏はそれを目当てに世界中から若者が集合するパーティーアイランドになります。しかし、もともと世界遺産や美しいビーチもある島です。
季節をずらすと、とても静かでお天気が良く素敵な島です。夏だけのおみやげ屋さんやファストフードのお店が、閉まっていると本来の島の姿が見えてきます。
島のオーガニック食材をふんだんに使用した食文化、古くから残る中世の美しい町並み等もこの島の有力な観光資源だと思います。知り合いのフランス人のマダムが、経営しているセンスの良い美味しいホテルに行ってきました。地中海らしい白壁。ブーゲンビリアの濃いピンクと青空。海を見下ろすと向かい側の島。コートを着なくてもテラスに出れる。気持ちのいい風を感じられます。たった二時間で天と地のこの違い。ヨーロッパの楽しさを感じています。

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Les Terrasses Ibiza
Carretera Santa Eulalia km 1 07840 Ibiza Balearic Islands

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