- 2010.03.03
ミラノからの最新情報をお届けいたします!
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- ウィンターバーゲン開始日程が自由化に !? アウトレットモールもさらに大賑わい

イタリアでは毎シーズンのセール開始日程と期間が、市町村ごとに定められるのが常識だ。
ミラノでは1月第2週あたりから、というのが冬物セールの通例であったがこの金融恐慌下、購買力が低下したイタリア市場において、イタリア商業総連はミラノでの日程を年明け早々の2日に繰り上げた。
ところが、それもコントロールが効かぬ状況で昨年11月から多くのファッションブティックがプロモーションを口実に、冬物商品の大幅値下げを開始した。
結果、臨時的なセール日程の自由化を余儀なくするかたちとなった。
また、節約にもってこいの上、セール時期にはさらに割引率がアップするアウトレットモールの人気も、この1月にピークを迎えたようだ。
イタリアのこれまでのアウトレットモールといえば、1日を過ごすには冴えない環境であった。
仕方なくゆく節約のための買い物先といった感じで、ハイクラス層からは見向きもされなかった。
ところが昨年からアメリカスタイルのモダンな複合アウトレットモールへのリニューアルラッシュ、オープンラッシュが続き、その地位が大きく変わったのだ。
例えば、大改装にてイメージチェンジで最開店したボローニャのNeinver(ヨーロッパ市場でリーダー的なスペインの不動産企業がオーナー)。

「スタイル・アウトレット」をコンセプトに、機能的で魅力的なデザイン、インテリアや雑貨、玩具など、ライフスタイル全般をカバーする国内外のクオリティの高いブランドセレクト、バラエティある飲食店を導入。
消費者の購買力に訴える威圧感を避け、エンターテイメント性やリラッス感を重視した環境が、幅広い層の好奇心を刺激している。これからは休日の新たな定番デスティネーションの1つなりにそうだ。
→www.thestyleoutlets.it
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- モンクレー爆発人気に続く、新ダウンブランドの誕生
イタリアのプレミアム・スポーツウェアブランドと化したモンクレー。
新鋭クリエイティブディレクターによるスタイリッシュなラインを発表し、バレンシアガ、フェンディなど著名ブランドとのコラボレーションなど、そのブランドイメージはモード的に刷新され、ターゲット層がさらに拡大された。
さらにユ08年にイタリアの投資会社Carlyle Group(カーライル グループ)は、このMONCLER(モンクレー)を傘下に持つMoncler Group(モンクレーグループ)の48%の株式を取得、国内の店舗をより拡大し、その人気は今期世界的に爆発した。
ちなみにこのカーライルは、来年には新規株式公開(IPO)を計画中だ。何しろ09年の売上高は前年比の25%増の約3億7000万ユーロにまで拡大した。

モンクレーが引率するダウン人気は益々向上で多くのハイブランドが冬の定番アイテムに都市仕様のスタイリッシュなダウンジャケットを取入れ始めた。
そんな中、12ブランド1500直営店と8500のディストリビューターを抱える1955年創設のMiroglio Fashion(ミローリオ・ファッション)が、今月新たなダウンブランドが立ち上げた。
その名は「NOTES」。ファーストファッションからフォーマルまで、充実したレディースブランドでのキャリアを持っての挑戦だ。なによりも国内インフレに悩ませられているマーケットの声に応え、スタイルとクオリティを備えた手に届く価格帯のダウンづくりを目指す。
新コレクションといえば、すべてがダウン90%、羽毛10%が用いられ、特徴的な機能がインプットされている。例えばダウンは腕と胸の2構成で、シーンにあわせてジャケット、ジレとして利用ができるダイプやリバーシブルスタイルで取り外しのできるベルトやマフの構成を取入れ、スポーティにもスタイリッシュにも対応するものなど。値段は350〜1000ユーロ。
7月から国内の厳選されたマルチファッションショップにて登場する。
→http://www.mirogliofashion.com
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- 不安の中開幕した新年最初のメンズファッション見本市、ピッティ・ウオモ
コレクションの専門誌で最新モードニュースを発信する「ファッションマガジン」(http://www.fashionmagazine.it)が昨年末に行った調査によると(国内のマルチファッションブランドを抱える60企業対象)、企業の60%が前年比で大幅な売り上げのマイナスをメンズにおいて提示。
67%の企業が2010/11年のオーダーを縮小する動きを決定していることが分かった。

年明け早々のそんなレポートの直後、12日からフィレンツェ・ピッティ宮殿でメンズウェアの見本市「Pitti Imagine Del UOMO」の第77回が開幕した。
主催側はより意欲的に展示会イメージの刷新に取り組み、初日訪問者やジャーナリストから高評の声が上がっていた。
今期の会場デザインには今とときめくスペイン人女性建築家/デザイナーのパトリシア・ウルキオラを採用する、というこだわり。
会場のイメージやレイアウトは当然、出展者のセレクションには最たる注意が注がれていた。クラシック分野においても軽快感のあるラインを収集。
市場のリアルなニーズを消化したより現代的で機能的なラインが揃っていた。さらにどのカテゴリーにおいても、よりクオリティや価格帯を考慮した商品がラインナップする傾向がみられた。
ちょっとした例にはなるが、「GALLO(ガッロ)」からの新商品にもそんな傾向と今の時勢が強く反映されている。

ガッロと言えば、上質な超長綿を使用した針抜き編みの高級靴下。今期「靴下に穴が開いても捨てずに素敵にリユーズ!」と、Alcantaraィ(アルカンターラ)製の丸やネズミ、ニワトリ(ブランドマーク)の形をしたシールパッチを新登場させたのだ。穴の開いた部分にこれを張って「再利用」とは!これまでなら考えられない老舗高級靴下ブランドのアクションだ。
不安の中開幕した新年最初の見本市ではあったが、来場者数は前期比3%のアップ、7500人強という結果に。スタイリッシュでより現実的な展示会へ転換したピッティ。
サルトレリアによるジャケットからアバンギャルドなバッグ、クラウツマンシップによるシューズから洗練されたスポーツシャツに至るまで、バイヤーの好奇心に触れるバラエティ溢れる商品編集に、歴史的見本市の底力を見た。
→http://www.pittimmagine.com
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- チャリティと共に開幕した「Pitti Bimbo」、新誕生の子供服見本市「WHITE Kids」

前述のピッティ・ウオモにひき続き、同開催場所にて子供服の見本市、Pitti Bimbo(ピッティ・ビンボ)の第70回が1月21日から24日までの4日間開催された。
国内外の504ブランドがピッティ宮殿に(内イタリアブランドは167)集い、ジャンポールゴルチエとポールスミスのキッズラインの誕生を祝い、
ディーゼルキッズ、アディダス、ノーティファイの再参加に賑わった。
訪問者数はメンズを上回る10.200人。前年比3.5%増し、と好成績を結ぶこととなった。さらに、通常この見本市では多くのチャリティ活動も行われるのが通例だが、
今期はハイチ地震の震災被害者へのチャリティ活動が大々的に盛り込まれ、多くのメディアにそのイベント模様が紹介された。
会場内には、イタリア赤十字社によるインフォコーナーが。訪問者や出展者からの募金の受付や情報提供が行われた。
また、イタリアのキッズブランドSilvian Heach Kidsがイタリア赤十字社の活動に協賛。人気テレビホストのシモーナ・ヴェントゥーラを後見人に、会期中「Help to Haiti」と書かれたTシャツを制作、販売。
同ブランドのショーの後には、このTシャツを着た子供たちがランウェイに登場するというパフォーマンスも行われた。ちなみに、このTシャツの収益金は全額がハイチ震災被害者に寄付される。

さらに今期からイタリア国内でPitti Bimboに続く重要な子供服見本市となるであろうWhite Kids(ホワイト・キッズ) が誕生。WHITE UOMO/DONNAのキッズ版で、24日から3日間、ミラノのトルトーナ地区、
見本市定番のスーパースタディオ・ピュウにて開催された。Anne Valerie Hash,やビッケンバーグ、Caporeaなどの他プチバトーおいった大御所ブランドなど、
モダンでクリエイティブな国内外の58ブランドが集った。
また、イタリアの老舗キッズブランド、I Pinco Pallinoが特別ゲストに招待され、その活動30周年記念のインスタレーション会場ともなった。
すでにメンズ、レディースコレクションともに革新的、な見本市、と一目をおくようになったWHITE。キッズにおいても今後の動きが楽しみだ。
→http://www.whiteshow.it/
→http://www.pittimmagine.com
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