- 2010.04.05
ミラノからの最新情報をお届けいたします!
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- ミラノでもハイチ被災者援助のための限定商品が続々と販売

ロンドンでは、ナオミ・キャンベルがハイチ地震被災者のためのチャリティーファッションショー&オークション「Fashion Relief for Haiti」を実現。
このニュースはイタリアでもちょっとした話題となった。その後イタリアでも数々のファッションブランドが、ハイチ被災者のためのチャリティ活動を開始。
この国恒例の「ブランドショッピングをしながらチャリティ活動」の呼びかけは、無惨なハイチ震災の現場報告ニュースと共に広まった。
まず「バレンティーノ」は、美しいレースがあしらわれた250ユーロの純白のTシャツを発表。
新クリエイティブディレクターのマリア・グラッツィエとピエールパオロのハイチ救済の思いで実現したこの商品は、2月24日からのミラノコレクションと3月10日からのパリコレ開催期間中に両都市の2店舗にて限定販売。
3月15日からは公式サイトのみで一般販売されることに。

その収益は、恵まれない環境下の子供達の養子縁組、外科手術とリハビリに貢献する非営利組織フランチェスカ・ラヴァ・NPH Italiaへ寄付される。一方「ステファネル」は、国立イタリア・ファッション評議会とのコラボレーション。こちらもコレクション開催中に「ハイチのための7人の若手デザイナー」というイベントを実現。
7人による7デザインのTシャツを発表し、それらをサイトwww.luisaviaroma.com/ で限定販売した。
また、プラスティックシューズでイタリア国内でも人気の「Melissa」は、コレクションの売り上げの10%を赤十字に。
さらに「MANGO」のショップでは、女優スカーレット・ヨハンソンがデザインしたハイチ地図が印刷されたバッグ(17ユーロ)が登場。
震災地の援護施設の供給をするONG Oxfam internationlへ貢献した。
また「ティンバーランド」は、米ヒップホップ界の栄光者、フージーズのリーダーで、ハイチ復興に貢献する「イェレ・ハイチ財団」の設立者であるワイクリフ・ジョン(ハイチ出身)をパートナーに、ブーツとTシャツシリーズを発売。
売上金の一部(ブーツ:2ドル/足、Tシャツ: 全収益金)を財団に寄付。 ミュージックファンの注目をも集めることになった。
イタリアでのファッションブランドによる国内のチャリティ活動は、プロモーション力とインパクトが強く、一般市民への影響力も絶大だ。

→http://www.valentino.com
→http://www.melissaplasticdreams.com/
→http://www.timberland.com
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- 世界初のワイン・ウォッカI spirit vodka誕生
発案者はラポ・エルカン。これまでご紹介してきたとおり、このフィアット社の御曹司は、近年のモードやデザイン業界におけるユMade in ITALYユ衰退現象に率先して対向。
その再生を計るべくイタリア製に徹したファッションブランド、「Italia Independent」を立ち上げた若き凄腕実業家だ。
その彼が今度は、食における「made in ITALY」に注目。食世界のイタリアンスピリット(まさにI SPIRIT!)とその実力への再注目をこのウォッカで世界伝授する、ときたのだ。
パートナーに選ばれたのは、歴史的「ハリーズ・バー」の創設者の息子、アッリーゴ・チプリアーニ。それに加え、イタリアワイン製造業における2大実業家のファンティネル氏とコスリック氏。
彼らはウォッカの歴史の幕開けが、実はロシアならずイタリアを起源にしていたことに着目。その神話的な製造技術に光を注いだ。国内の上質な穀物と厳選されたフリウーリ・ヴェネト産の最高級白ワインをもってこのウォッカは作り上げられる。
イタリアの自然と歴史と技術、そしてパッションを凝縮したこのリッチで上品なその口当たりのウォッカは、すでに国内のトップクラスのレストランやクラブで定番となり始めている。

Made In Italyの本質が希薄になり、さらに経済不況に沈むイタリア市場に希望の光を注ぐかのように出現したこの飲み物。国内の誰もが輝かしいイタリアの新たな名産物の誕生を祝福したのだった。
→http://www.ispiritvodka.com
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- モスキーノがミラノにホテルをオープン
ファッション、料理、クリエイション、夢の世界に夢中な人々を誘惑する新ホテル?!
2月25日にファッションブランド「MOSCHINO」(モスキーノ)による初めてのホテル「Meson Moschino」がミラノにオープンした。
場所は1840年代の古い鉄道の駅跡地(Via Montegrappa 12)で、そのオリジナルの姿を生かしたネオクラシカルな建物には、当ブランドがディレクションした65の部屋とスイートルームがある。
すべての部屋がは「おとぎ話」、「夢の景色」という共通テーマのもと、それぞれに違ったデザインがなされていて、例えばビッグサイズの家具と沢山の白いウサギで構成された「アリスの部屋」、森をイメージした室内にお菓子とボンボンで作られた照明が飾る「赤ずきんの部屋」、その他バラの花の部屋、巨大なドレスを纏った「ベッドが主役の部屋」、といった具合だ。
また、ルームサービスが円筒形の帽子の箱に入って供されたり、朝食はシューズボックスの中に忍び込んで!といった愉快なおもてなし術もこのホテルで展開される。
まるでおとぎの国に迷い込んだかのようなユニークな世界観は、アイロニカルなブランド、モスキーノならではで、誰もをひと時の夢の世界に誘う。
敷地内には、シェフ、モレーノ・チェドローニが腕を揮うレストラン「Clandestino」やミラノで人気のインテリアショップCULTI(クルティ)によるスパも。ホテルは、デザインホテルでその名を博すHotelphilosophyが運営している。
→http://www.moschino.it
→http://www.hotelphilosophy.net
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- 新時代に挑戦する伊・ブランド:ペニーブラック、ロメオ・ジリ

不景気の大波、ファーストファッションの台頭の中、イタリアの老舗メゾンが続々と新コンセプトのブランド立ち上げやイメージ刷新に力を注いでいる。
まず、マックス・マーラグループは、ブランド「PENNY BLAC」(ペニーブラック)の大々的なイメージチェンジに着手。
この公式アナウンスにともない、PENNY BLACKはミラノ本店にて、新カタログでコラボレーションを果したNY在住人気イラストレーター、リチャード・ヘインズのイラスト展を開催。
新「PENNY BLAC」の空気感を現場で披露した。3部構成からなる商品ラインのそれぞれは新ラベルデザインが採用され、さらなるアクセサリー類の充実と納品タイミングの刷新、そしてカタログとウェブサイトの大リニューアルが今回のキーとなった。
とくに注目されているのが、各店舗で一般配布される新カタログ。
マグログ・スタイル(雑誌&カタログ)のポケットサイズで、これまでのクラシカルな同ブランドのイメージが新鮮に。より若いモデル、気鋭フォトグラファーとスタイリストを起用した新イメージの広告写真から、ブロガーからの寄稿やライフスタイルに関わる企画記事など、より深いレベルでブランド思想を表現する編集内容が話題となった(現在テンポラリーサイトでもマグログを紹介中)。

一方、ロメオ・ジリは、そのブランド「Io Ipse Idem」の財政的問題における閉鎖に希望を捨てることなく、ここで新たなブランド「XII XII XLIX par Romeo Gigli」(12 12 49 parロメオ・ジリ)をデビューさせた。
ブランド名に捧げられたのは自らの誕生日。こちらは、イタリアの高級ニットウェアブランド「Fuzzi」(フッチ)との合弁事業による挑戦(Fuzziは、J・P・ゴルチエやP・A・ガスパリの商品も手がける大手)。
Fuzziがもつ技術力とジリの豊かな感性の出逢いで、ジャージーや、二重プラッシュのサテン地、フェルト状のウール、透き通った厚手シルクといった柔軟かつ快適な素材が、彫刻的なコートや螺旋を描くスカート、マスキュリンなチュニックやセーターなどに変身する。
リラックス感を備えながらスタイリッシュで優雅なこのレディースブランドは、現地媒体の多くにひっぱりだこで、この春夏の話題となりそうだ。
ターゲット層は高感度なハイクラス層だが、時代を熟慮した適正格帯も注目のひとつとなっている。
→http://www.pennyblack.com
→http://designerman-whatisawtoday.blogspot.com/
→http://www.romeogigli.it
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- ライセンス契約によるブランド拡大:ルイジ・ボレッリ、フィオルッチ
カンパニア州のアパレル企業「Gigiesse Group」(ジジエッセ グループ)は、 1957年に創業したイタリア・ナポリのサルトレリア「LUIGI BORRELLI」(ルイジ ボレッリ)の上着類に関わる商品ライセンスを獲得したことをアナウンス。
LUIGI BORRELLIは、熟練した職人の手仕事による美しく体に馴染むテーラーシャツでその名を博すラグジャリーブランド。
今年3月には、六本木のけやき坂通りに、そのトータルブランドショップが開店するほど、日本でも一目が置かれたブランドだで現在、二代目となったファビオボレッリが、当ブランドをトータルなラグジュアリーブランドへ成長させるようと尽力を注いでいる。
今回のライセンス契約は、そんな中で期待が寄せられた一大コラボレーションだ。
Gigiesse GroupはLUIGI BORRELLIのジャケットやコートなど、上着類全般の製造を5年毎の契約を条件に行う。2009年には2500万ユーロの総売上を計上した当社は、このライセンス事業により2010年の売り上げに20%アップを見込んでいる。当社はすでにBraddockを含む8ブランドを抱え、これまではカジュアルウェアに秀でたアパレル企業と知られてきた。今回この政党派クラシックブランドのために、どれほどの仕事を見せてくれるかが楽しみだ。
一方、賑やかなデザインで有名なフィオルッチは、2010/2011年の秋冬からOffshore Italias社とのライセンス契約のもと、メンズコレクションをデビューさせる。
フィオルッチは、70〜80年代に抱えたテーマをこのメンズコレクションに蘇らせる予定でモダンなスタイルで提案していく。
この春には、カラフルなジーンズやベルムーダ、プリントTシャツなど、20アイテムのカプセルコレクションを先行販売。年内には国内250店舗での販売を決定している。
→http://www.gigiessegroup.it
→http://www.luigiborrelli.com/
→http://www.fiorucci.it/
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- FGF Industry がブランドCP Companyを買収
大きなブランド買収劇。
Sportswear Company社(スポーツウェア・カンパニー)が、デザイナーで実業家のエンツォ・フスコ率いるFGF Industry社(エッフェ・ジ・エッフェ・インダストリーにカジュアルウェアのリーディングブランドとして人気を誇る「CP Company」)を売却。
FGF社は、ブランド、Blauer USA, BPD、Design by Enzo Fusco、 Sweet Yearsの製造、販売を手がけるアパレル企業として知られる。
CP Companyのオーナーであるリヴェッティは、もう1つ抱えたブランド「STONE Island」の経営に集中するための売却と応え、エンツォ・フスコに関して、当ブランドのアイデンティティと歴史を熟知し、貫ける最適な相手と賞賛している。
Sportswear company社の現在の年間総売上は、2008年の6千万ユーロの2/3まで減少。
一方、FGF社は年間6200万ユーロの売り上げの掲示。今回の買収を期待できるチャレンジと受け止め、今後1億ユーロのまでの売り上げ拡大を予想している。
フスコによる新生CP Companyは、次の春夏シーズンよりマーケットデビュー。ターゲットをさらに若い層、25〜30歳に再設定し、価格帯も10~15%の引き下げを検討している。約1年の間には、レディースの発表も計画している。
→http://www.fgf-industry.com/
→http://www.cpcompany.com/
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