- 2010.08.18
ミラノから最新情報をお届け致します!
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- ファッションにも影響大。イタリアの「オルト」ブーム
オルト (ORTO)とは、イタリア語で「菜園」のこと。
現在ミラノでも地方のBIO農園からの野菜をダイレクトに購入したり、自らテラスやベランダでハーブやちょっとした野菜を育てるなど、オルトブームが盛り上がっている。
ミラノ県も、今年の新学期にあたる9月から、公立の全学校の授業科目にオルト(菜園)での実習も含んだ「食育」の授業を設けることを正式発表したほど。
そんなオルトブームの気分は、イタリアではもちろんファッション業界にも大影響中。
都市のカーデナー達やオルティスト達のためのお洒落な実用道具や雑貨の新登場はもちろん、ファッションビクチンをもうならせるオルティスタムードを放つコレクションも紹介されている。
例えば、6月末に開催されたメンズ・ミラノコレクション。
D&Gの 2011年春夏コレクションにもその影響が大いに反映、とても印象的だった。
テーマは「オルティストのためのピクニックファッション」。
会場には「緑の中での朝食」と書かれたボードが掲げられ、モデル達はグリーンのギンガムチェック地で作られたシャツやパンツを装い、ピクニックマットを抱え、草むらのようにアレンジされたランウェイを清々しく歩いた。
また、多くの展示会場では、耐久性に優れたお洒落な長靴のコレクションがますます定番化。マーク・ジェーコブスからのそれがいい例だろう。
エルメスからのガーデナーのためのアイテムも見逃せない。ベランダオルト、ガーデニングにぴったりの3道具がセットになった商品だ(270ユーロ)。
また、地元のファッション誌では、都市のオルティスト向けの日よけハットに、老舗ボルサリーノのパナマハットが登場するまでに。
大不況の波に飲まれた昨今、このような人々の自然回帰やエコロジー意識の高まりは、彼らが真なる豊かさを求めはじめた証なのであろう。
菜園を持つ!野菜を育てる!とまでいかずとも、ちょっとしたその気分をファッションに採用するのもまた、都会式オルティスタの流儀!?
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- グッチ、未来を築くラグジュアリーブランドへ。
エコフレンドリーな企業新体制と子供達のためのチャリティに献身。
6月24日から3日間、フィレンツェで開催された「ピッティ・イマージネ・ビンボ」(EUで権威ある伊最大の子供服コレクション)で、最も話題をさらったのはグッチであったに違いない。
一大ラグジュアリーブランドの子供服マーケットへの本格的進出という点ではもちろんだが、グッチの益々のチャリティへの献身と、エコロジーへの着目において厚い視線が注がれた。
当ブランドのデザイナーであるフリーダ・ジャンニーニは、今回の子供服の立ち上げの背景に関して「1つには、当メゾンのクリエイティビティへのさらなる挑戦として、そしてもう1つにはユニセフとの協力体制をさらに強いものにする目的で」と語っていた。
事実、今回のデビューと同時に、グッチはユニセフが現在進行させているプロジェクト「School of Africa」(アフリカの恵まれない子供達のための学校設立事業)のために100万ドルの援助金を寄付することを決定。
フリーダは自らアフリカ現地に赴いて子供達と触れ合い、その暮らしぶりを観察するなど、チャリティ活動に対する熱心さうかがわせている。
また来年90周年を迎えるグッチは、同時進行にて、地球環境に配慮した企業の新運営体勢の本格的着手を開始。ショッピングバッグやシューズケースを初めとする消耗商材からマネキン、店内什器に至まで、リサイクル可能なエコ証明のなされた素材を採用決定。
また、すでにネットシステムの活用で、カタログや印刷物などのための資材節約や流通エネルギーの削減などにも尽力。
これによりグッチは、年内までに35トン分のプラスティック製廃棄物、1400トン分のペーパー製廃棄物の削減と、1万トン分のCO2排出と40万リットルのガソリン使用の削減に繋げることをアナウンスした。
このような数字を掲げた新体制発表は、消費者への環境意識を大いに刺激。
ビッグブランドのこのような動きが、業界を問わず市場に大きな影響を与えてくれることに期待がもたれている。
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- メンズコレクションのお次はホームテキスタイル。躍進するフィオルッチ
昨年のメンズコレクションの誕生より1年。ラブホテルをモチーフにした賑かなデザインの新公式サイトも定着したフィオルッチが、この度ホームテキスタイルコレクションを誕生させた。
カラフルで楽しいデザインが特徴のフィオルッチは、ユニークなギフトが大好きなイタリア人にとって絶対的存在のショッピングデスティネーションなのだ。
すでにクリスマスのギフトシーズンを意識した展開か?
今回のデビューは、ホームテキスタイルの伊老舗メーカー、Italian Syle Company(以下ISC: イタリアン・スタイル・カンパニー)とのライセンス協定に基づくもの。
ISCが誇る高い品質とアヴァンギャルドな技術をもって、内装用テキスタイルやベッドリネン、スポンジやバスローブなどが誕生している。
当ブランドで定番のクラシック・エンジェルスのモチーフのものはもちろん、カラフルなアヒルやキノコの柄をプリントした賑やかなベッドカバーやピローケースなど、フィオルッチならではな賑かで楽しい商品ラインナップになっている。
→http://www.fiorucci.it
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- ゴルフ熱はエリート達に留まらず?!これからのゴルフスタイルを提案
これまでゴルフとは、エリート達のクラブスポーツとされてきたかもしれない。
しかし、イタリア人の間でも、今やゴルフは「ウェルネスなスポーツ」としてもっと幅広い人々に開かれたスポーツという新たなステータスへの過渡期を迎えている。
事実、国内ではゴルフカップ、ゴルフイベントの数はよりいっそう増え、ファミリーでも利用できる充実したスパやホテル施設を備えたゴルフリゾートが増加し続けている。
そして何より、ゴルフブランドのアプローチも変わり始めているのだ。
例えば、6月末に催されたミラノ・メンズコレクションにおけるゴルフブランド「ジェカーソン」がそんな傾向を示す好例だ。
1995年に誕生したこのゴルフブランドの今季のテーマは、掟破り。2011年の春夏新コレクション発表につき、6月23日にミラノ市内でユニークなイベントを催した。市内中心街の複数の通りをゴルフコースに見立て、ストリートゴルフパフォーマンスを繰り広げたのだ。
場所は、ドゥオモ協会に繋がるダンテ通りとエマニュエレ通り、ZARAやディーゼルといったメガショップが連なるサンバビラ広場と公園ジャルディーニ・プッブリチに面したパレストロ通り。プレーヤー達は、国内のプロゴルファーに加え、反エリートゴルフをスローガンにするフランス出身のストリートゴルフチーム「19 eme Trou」だ。
彼らは、ジェカーソンのカラフルでモダンな新作を纏い、一般市民のオーディエンス達に注目されながら9ホール設定の1コースを各通りで巡回プレイ。
最後には、モンフォルテ大通りに辿り着き、そこに構えられた本展示会場にてバイヤーやプレス達に新作をお披露目したのだ。
是非公式サイトのビデオもチェックしてみてほしい。
これまでのゴルフというスポーツの印象を覆した気軽さ、お洒落感覚が見事を集約。そして何より、ゴルフの楽しさと新鮮さを見事に発信したユニークな展示アイディアであった。
→http://www.jeckerson.com/en/events/
→http://www.19mtrou.com
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