- 2011.07.07
ミラノから最新情報をお届け致します!
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- イタリアの老舗百貨店ラ・リナシェンテがタイ企業の手に
リーマンショックから世界的経済不況の波を経て、イタリアのモード市場もファーストファッションの台頭や百貨店の大リニューアル劇を繰り返してきた。
中でも注目された動きの1つが、一大リニューアルを果たし、国際的百貨店レベルにのし上がったLa Rinascente(ラ・リナシェンテ)の再生。
ミラノの中心、ドゥオモ教会の目前という格別なロケーション、必見とされるクリエイティブなウィンドーディスプレイと商品ラインナップ。ラ・リナシェンテはモードの街ミラノのランドマークであり、まさにアイコン的存在。
だが、このリナシェンテが買収されることが27日に決定した。
お相手は、なんとタイの小売り最大手であるセントラル・グループの傘下、セントラル・リテール。買収額は、2億500万ユーロ(約240億円)だという。セントラルは、5年以内にラ・リナシェンテを世界的ブランドに拡大する方針と更なる欧州市場の進出に盛り上がりをみせている。
今回の買収は、8年以内で損益が均衡する、とさえ予測している。
セントラル・グループの歴史は、中国出身のTiang Chirathivat(ティアン・ジラティワット)が、1947年に小売店をバンコクに創業したことに遡る。今では、セントラル・デパートやロビンソン、Big Cなどを運営する大企業に成長。百貨店を始め、ショッピングセンターや宿泊施設、スーパーや飲食店なども展開し、中でも、伊勢丹やデパートZEN(ゼン)などが入居するタイ最大のショッピングモール「セントラル・ワールド」の保有ば有名だ。
一方、1865年に創業したリナシェンテは、イタリア国内に11店舗を保有。その中のローマ店は、住所を変え、現在大リニューアル中。延べ床面積1万5000平米の新店舗は、2013年にオープン予定だ。
買収後、セントラルは、ヴェネチア、フィレンツェ、ナポリなどにも出店する計画。
モードのみならず、デザイン分野においてもイタリアの歴史的な巨匠建築家やデザイナー達が参加してきたラ・リナシェンテだけに、他国の資本となってしまうことは少々複雑でもある。
→http://www.www.rinascente.it/
→http://www.centralgroup.com
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- 全米チェーンスーパーと伊・ミッソーニの一大コラボレーション
家庭用品から電機製品までを安く販売する、全米チェーンのディスカウントスーパー「Target」(ターゲット)。これまで庶民的イメージが高かったこのターゲットが、ファッションマニア達をうならせる人気デザイナーとの限定コラボレーション商品で大注目されている。
ファーストファッションブティック「H&M」のそれもなんのその、ブルックリン発の「Hayden-Harnett」(ハイデン・ハーネット)、ロンドン発のリヴァティなど、通常価格が$600〜といったハイエンドブランドと、$40前後の限定商品を続々と誕生させているのだ。
そんなターゲットの次なるお相手が、美しい色彩と見事な編みでその名を知られるイタリア老舗メゾン「MISSONI」(ミッソーニ)に決定。
「Missoni for Target」のコレクションには、メンズ、レディース、ガールズ、ベビーを対象としたアパレル、アクセサリーに加え、ホームコレクションにステーショナリーも。400アイテム以上が揃う一大コレクションになるようだ。自転車までも!との噂まで。
価格は$2.99 から。ほとんどのアイテムが$40以下で購入できるというアナウンスだ。トップブランドがこの値段で手に入り、公式サイトtarget.comでも購入が可能だから、世界のファッショニスタ達に注目されることは間違いない。販売は期間は9月13日から22日まで。
見事な色彩とパターンが特徴のミッソーニの素晴らしさを、ローコストでいかに表現できるか? は、業界側の注目点。老舗メゾンにとって、大きな挑戦でもある。
8月にサイトでお披露目になるコレクション画像が楽しみだ。
→http://www.target.com
→http://www.missoni.com
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- バーチャル見本市「e-pitti.com」が、ついに完成!
Pitti Immagine(ピッティ・イマージネ)が、ついにの本格的ヴァーチャル見本市、e-pitti.comを完成させる。
ピッティは、メンズ、レディース、キッズウェアのモード見本市を主催するフィレンツェ拠点の組織。
ピッティが主催する見本市は、各国のファッションバイヤーにとって重要な必見の見本市だ。
このバーティカル・ポータル、e-pitti.comの完成で、Pitti Uomo、Pitti W、Pitti Bimboというい3見本市の内容がサイトで一気に公開、ということに。
各見本市会期中の出展社は、それぞれに1000、100、500社にのぼる。全企業情報とその新作情報が、会期終了1週間後にサイトにアップされる。これらの情報は、1ヶ月間におよびウェブ上で一般公開されるが、会員登録したエクスクルーシブなバイヤーに限り、Market Placeというコーナーにて年間を通し、出展企業との交渉、商品バイイングがサイト上で実現する「B2B showroom」サービスが提供される。
ピッティ側は、リアルで満足のゆくB2Bのため、各見本市会期中に45 フォトグラファー、30 の編集者と スタイリストやグラフィックデザイナーなど計150名のプロのスタッフを採用。
各出展企業と商品の情報を7万5000カットにおよぶ写真と2千以上の動画の収集で紹介する。10万点におよぶ商品が掲載される充実したカタログを作り上げる、とうい意気込み。
これまでも常に充実した内容、および美しくモダンなサイトデザインで好評のピッティだけに、ヴァーチャル見本市のサイト完成度もまた充分に期待ができる。ちなみに、この新サイトのための投資額は、なんと150万ユーロ(およそ1億千万円)であるそうだ。
e-pitti.comのデビューは6月。他先進国に遅れながらついにインターネットが普及したイタリアではあるが、世界中の見本市に先駆け、画期的な見本市B2Bを実現させることとなる。遠方イタリア・フィレンツェに赴かずともアップデートされた国際的バイイングが可能になる、というわけだ。経費削減のもと海外出張を断念せざる企業にとって、嬉しいニュースとなるだろう。
→http://www.e-pitti.com
→http://www.pittimmagine.com
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- Olmar and MirtaがブランドGentryportofinoを買収、ブランド再構築へ
繊細な手仕事とクラフトワークが特徴の「Maurizio Pecoraro」(マルリッツィオ・ペコラーノ)や、エッジが利いたスタイル、特殊加工の素材使いで際立つ「Rick Owens」(リック・オーウェンス)や「Gareth Pugh」(ガレス・ピュー)といったハイブランドの生産で有名なOlmar and Mirta社(オルマー・アンド・マリータ)。
このオルマーが、1974年創業のジェノバ発の老舗ニットブランド「Gentryportofino」(ジェントリー・ポルトフィーノ)を買収することになった。
Gentryportofinoといえば、2004年にIT Holding社からモデナのニットメーカー、Maglificio Elizabeth社(マリフィーチョ・エリザベス)の手に渡ったが、当社の倒産にともないブランド売却が持ち上がっていた。
オルマーは、このニットブランドのリスタイリングにかなりの意気込みをみせている。
デザイナーに、元祖Gentryportofinoの故郷、ジェノバを出身にする新鋭若手デザイナー、パオロ・エッリコを採用。彼のカルバン・クライン、ゼニアグループのANOGNA(アニオナ)、ロベルト・カヴァッリでの経験をもって、レディースとメンズ両コレクションを9月のミラノコレクションにて発表させる予定だ。
店頭販売は2012年の春夏からとスピーティ。
イタリアのバカンス、海のリゾートを彷彿させるリグーリア地方ならではの贅沢かつスロームードのブランド。オルマーとパオロの手で、さらにモダンかつ洗練したスタイルで生まれ変わることが予想される。
→http://www.olmarandmirta.it/
→http://www.gentryportofino.it/
→http://www.paoloerrico.com/
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- ヴェルサーチのキッズウェアが復活
ブランドの評価基準維持の困難から2009年に一度日本撤退をしたヴェルサーチは、今年1月より改めて日本での活動を復活させたばかり。そして本国ではさらに、2012年春夏コレクションより、キッズウェアライン「Young Versace」(ヤング・ヴェルサーチ)の展開を正式アナウンスした。
とはいっても、ヴェルサーチは、1999年から2004年まで、すでに子供服ラインを展開。本国の企業再構築の成功により、新体制下での期待のかかる嬉しい復活コレクションとなる。
コレクションは、0から12歳までがターゲット。
今回の再デビューでは、ナチュラルなテキスタイルに、ロックの要素とエネルギッシュなパターン、カラフルさを取り入れた、はつらつとしたコレクションが登場するという。もちろん、お馴染みのギリシャ風の柄やメデューサのシンボルも健在だ。
6月のフィレンツェPITTI BIMBO(ピッティ・ビンボ)で初お披露目となるヤング・ヴェルサーチは、ドナテッラ・ヴェルサーチと、デザインチームによるデザインを含め、約200点。
全国の200におよぶセレクトショップ、およびトップクラスの百貨店での販売が計画されている。
「我が社の昨年度の大成功において、このキッズラインも国際市場へ進出させるべきハイクラスコレクションとして見なしています」とはヴェルサーチ社のCEO、ジャン・ジャコモ・フェラリス。
今後5年のキッズウェアの収益に300万ユーロ(約36億円)の予測を掲げている。
→http://www.versace.it/en
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