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Report

London Report

先月の12日に三度目のロックダウンを終え、この日が来るのを待ちに待っていた人々で街は溢れ活気を取り戻しつつあるロンドン。パンデミックが早く世界中で収束することを心から願い、日常に感謝し今後もたくさんの明るいニュースをお伝えして参ります。

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コロナのワクチン接種が進むイギリスでは、ワクチン接種を1回以上接種した人の割合が人口の約半数に達し、7月31日までに全成人が1回目の接種を受けられる見通しだと発表。接種プログラムが順調に進んでいるため、先月27日から42歳以上の人々に新たにワクチン接種の案内状が送付されることになった。昨年末から年始にかけて、一時は1日の感染者数が6万人を超えていたピークに比べ、この数週間の新たな感染者数は1日2000人程度、死者数も一桁の日もあるなど減少傾向が続き、ワクチン接種の効果が表れているよう。こちらではファイザーとアストラゼネカ製ワクチンが主流で、既に接種を受けた人々の話を聞いたところ、副作用の症状として多かったのが接種を受けた腕の痛みや倦怠感、頭痛や悪寒発熱の症状を訴えた人もいれば、ほとんど副作用が出なかったという人など様々。私は先月から摂取が開始されたモデルナ製ワクチンを受けたところ、腕の痛み以外目立った副作用もなく無事やり過ごすことができた。いずれにせよどのワクチンでも副作用は見られるものの、国民の多くがワクチン接種を肯定的に捉えているよう。先月12日のロックダウン解除を機に今月17日には更なる緩和の発表が予定されている。

ロンドンPart-1

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イギリス政府はこの夏から本格的に大規模なイベントの再開を目指す調査の一環として、先日実験的に屋内外でのイベント開催に踏み切り、国内外のメディアでも話題となっている。ニュースで大きく取り上げられた今月2日、リバプールで行われたミュージックイベントには5000人の観客が集まり、屋外の大型テント内でライブが行われたり、3日にシェフィールドで行われた「World Snooker Championship 」の決勝戦には、収容人数100%1000人あまりの観客が集まった。更に12日にはロンドンO2アリーナで「Brit awards」が行われ、招待された2500人のエッセンシャルワーカー達を含めた4000人の観客達は、屋内にも関わらずマスク着用義務もなく、コロナ前のように歓声を上げながらイベントを楽しむ様子が映し出された。これらの実験的イベントに参加したのは、事前に新型コロナウィルス検査で陰性となった人々で、参加者にはイベントの5日後に再び検査を受け結果を報告することが求められている。政府は今後も2万人規模のスポーツ観戦や屋外の映画鑑賞会なども行い、これらの調査結果を集め科学的判断に基づいて今後の大規模なイベント再開について見極めていくという。試みが成功すれば日常を取り戻せる大きな一歩となるだけに、国民は良い知らせが聞けることを心待ちにしている。

ロンドンPart-2

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毎年4月22日は「Earth Day」地球の日。1969年にカリフォルニア州で起きた原油流出事故をきっかけに今や国際的なキャンペーンとなり、今年はこの日に世界40カ国の首脳らが参加する気候変動サミットが開かれ、イギリス政府は温室効果ガスを2035年までに78%削減するという世界で最も野心的な目標を掲げ、2050年カーボンニュートラルの実現を目指し「グリーン産業革命」を発表した。
そんな中、コスメティックブランドでも低炭素社会の実現を目指す動きが急激に加速しているよう。地球の日にラウンチされたばかりのUKブランド「Loopeco」では、全ての商品にリサイクル可能なパッケージを使用し、自然処方で肌にも地球にも優しいボタニカルスキンケアーを販売。Detox face maskに使われている堆肥可能なパッケージにはワイルドフラワーの種が埋め込まれていて、土に埋めて水を与えると野花が育つのだとか。また、ロンドンベースの「Upcirclebeauty」では、大量に廃棄されるコーヒーの出しがらをヒントに商品化したフェイススクラブをはじめ、デーツやアプリコットの種を再利用したボディークリームやクレンジングバームなど、数々のビューティアワードも受賞している。このブランドのパッケージももちろん100%リサイクル可能。更に使い終わった容器を洗って送り返せば中身を詰め替えて郵送してくれるサービスもあり、商品が20%オフで購入でき財布にも優しい。

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「Little Fish Design」のデザイナーToby Holmesさんはロンドンで活躍するアーティスト。2020年ロックダウン下に誕生した最新作「Product Placement Project」は、クラッシックアートと20世紀の広告デザインという二つの対照的なマテリアルをデジタル技術で融合させたユーモアあふれる作品。いずれの作品も17~18世紀に活躍したベラスケス、ゴヤ、ワットー、フラゴナールなどが描いた、バロック/ロココ様式の裕福な貴族たちの肖像画を基に、「Tunnock’s」のティーケーキや「Bird’s」のカスタードパウダーなど、イギリスで昔から親しまれているお菓子や食品パッケージのデザインを取り入れ、絶妙な色の組み合わせでバランスを取ることで違和感が心地よく、どこかノスタルジックで楽しい気分にさせられる作品ばかり。トービーさんはこれらの作品に、パッケージデザインをした「Unsung heroes/なもなき英雄」に敬意を表すと共に、作品を目にした人々がクラッシックアートのすばらしさを再確認し、少しでも興味を持つきっかけになることを期待しているのだとか。作品は全てサイン入りのリミテッドエディションで販売中。今後の新たな作品にも期待を込めて注目していきたいアーティスト。

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