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Paris Report

例年にないほどの 暑いパリです。
『街角音楽祭』が終わると、気分はもうヴァカンスです。「あなたはヴァカンスにどこに行くの?」が街の話題です。
フランス政府は、心身のためと仕事の効率を上げるためにもヴァカンスを推進しています。 土日祝日以外に5週間の有給休暇を取るように指導しています。日本の皆様は、どうお考えになるかお聞きしたいです。

ルイヴィトンのカフェ

セーヌ川沿いポン・ヌフ橋のそば、デパート「サマリテーヌ」の向かいにルイヴィトンの総本山とも言える『DREAM』があります。
入り口の前でガードマンに「展示会ですか?カフェですか?」と聞かれ「カフェです!!」と答えて、薄暗い回廊を通って鉄筋の階段を登って行くと、いきなりグリーンなナチュラルな空間が広がります。
受付で予約名を告げると、先に来ていたマダムの席に通されました。セーヌ川を見下ろす窓際の席。友人のマダムがエレガントで素敵な方なので、この席になったのだと思いました。
このカフェの正式な名前は『マキシム フレドリック アット ルイヴィトン』。彼はここの斜向かいにあるパラスホテルのシュバルブロンのレストランのシェフデパティシエです。 
2種類ケーキを頼んで『シェアーしましょう』とオーダーしました。一つ目はお馴染みのロゴマーク入りです。「バニラ アントルメ」白いケーキの中の黒い粒々は、レユニオンのブルーバニラとマダガスカルのバニラ。世界の名だたるバニラを贅沢にブレンドしたそうで、濃厚なクリームとバニラの風味。そこにノルマンディーのキャラメルミルクが、美味しさを盛り上げます。
お次は、「チョコレート アントルメ」。こちらも皆様よくご存知のルイヴィトンのモノグラム。ペルー、マダガスカル、ベトナムのカカオを使い深みのある味。ほのかな酸味があり、この暑い時期には、最適な味わいに感じました。想像していたより美味しくて18ユーロでもいいかなあ、と感じました。ちなみにカプチーノは、11ユーロでした。
併設してあるショップでも、マキシムフレドリック氏の多彩なチョコレートを購入できます。1854年に船旅用の箱型トランクを作り始めたルイヴィトンのイメージの壁面は、インスタ映えするでしょう。

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26 quai de la Megisserie
75001 Paris

Cafe du Louvre

ルーブル美術館からセーヌ川の反対に出るとオペラ通りがあり、まっすぐ行くと有名なオペラ座があります。観光客が多い場所ですが、日本人街や銀行、オフィスも多いので、パリ在住の日本人もよく行くエリアです。
通りに面した『Cafe du Louvre』は便利なカフェです。
朝8時から深夜2時まで営業しているので、朝ごはん、ランチ、ティータイム、夕食、深夜のアルコールまでノンストップで利用できます。カフェご飯が便利なのはレストランの営業時間に間に合わなく、食べれなかった時や、一緒の人が食欲がないがこちらは空腹の時などに使えます。
つまり、一応何でもあるからです。このカフェのお料理は、フレンチのクラシック料理です。しかも、上記のルイヴィトンのカフェのケーキ代でお料理が一皿食べれます。この頃お菓子も評判がいいようです。
気持ちのいい時期には、テラスで冷たい白ワインなどいただきますが、テーブルには、絶対に携帯電話を置きません。びっくりするほど“すぐになくなってしまいます!!”。ルーブル美術館には素晴らしい美術品があり、オペラ通りは統一したクラシックな建物が並んでいますがテラスの周りには“スリばかり”。夏休みにパリにおいでの方は、ご注意ください。

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3 avenue de Opera

メンコレ

「街でかっこいい男の子を見かけるな!!」これは私の季語のようなもので「メンズコレクションが始まりますよ」と教えてくれる風物詩でしょうか?
世界中からメンズのモデルがパリに集まります。この頃メンズで人気のあるメゾンの一つはルイヴィトン。
2026年春夏コレクションのタイトルは『PARIS TO INDIA』。メンズのクリエイティブディレクターのファレル・ウィリアムスは、現代インドのサルトリアリズムをダンディズムに再構築したと語っています。
会場はポンピドーセンターを背景に、インドの伝統と現代性を融合した建築家ビジョイン・ジェインが担当しました。ランウェイの床には、昔からあるボードゲームの『蛇と梯子』が描かれていました。コレクションには、ソフトテーラーのジャケットやコート、登山を再解釈した作品などもありました。
映画『ダージリン急行』のためにルイヴィトンが製作したトランクを今回初めて製品化しました。どのトランクが映画の中にあったのか?その映画を観てみようと思います。
なお、日本のアンバサダー平野紫耀やジェイZ とビヨンセ、牧瀬里穂も事前にルイヴィトンから渡された商品を着用しバッグを持って来場していました。

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編集長

『アメリカンヴォーグ』の編集長、アナ・ウィンターが事実上退任すると発表がありました。コンデナスト社は候補者を探していると本人が明らかにしています。しかし、完全引退ではなく、最高コンテンツ責任者とヴォーグ誌のグローバル編集ディレクターとして職務は続けるそうです。
パリコレでは超有名な方で、ビッグメゾンの会場では常にファーストラインにボブヘアーとサングラスで鎮座しています。
どこのメゾンか覚えていませんが、動物保護団体の人が毛皮を着ているアナ・ウィンターに抗議の言葉とプラカードを振り回し、周囲は唖然としました。しかし彼女は脱ごうとはせず、次のコレクションの時も違う毛皮を着ていたのを思い出しました。 
映画の「プラダを着た悪魔」のモデルは彼女と言われているのは有名です。若いデザイナーを発掘したり賞賛を得ている一方、性格はよそよそしくて冷たいと言われています。業界では、Ana・wintourではなくNuclear Wintour 核の冬と悪意のあるニックネームがあります。
ショーが終わって彼女が会場の外でニコニコ若い男性と仲良くしているので年下の愛人?と思い声をかけると息子サンとの事。
カメラを向けるとめずらしく感じが良かった事もありました。

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