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Report

Milano Report

4月4日のパスクワ/ 復活祭を前にイタリアは3週間のロックダウンに近い「濃いオレンジゾーン」に入りました。怖がりで真面目なイタリア人、最強マスクのN95を着ける人がかなり増えました。
そんなコロナ禍のミラノですが、な、なんと、、、続々とハリウッドスターが押し寄せました!

レディーガガ@ミラノ!

「ハウス・オブ・グッチ」の撮影にアダム・ドライバーやアル・パチーノも!
グッチ3代目当主暗殺事件は1995年3月27日にミラノで起きた。朝8時半、コルソ・ベネツィア38番のオフィスへ出社したマウリツィオ・グッチが入り口で銃弾に撃たれたというセンセーショナルな事件。
その後の調査で殺し屋を雇ったのが元妻のパトリツィア・レッジャーニだったというニュースがイタリア中を震撼させた。マウリツィオが従兄弟のパオロと共謀してパオロの父親アルドを2代目社長の座から引きずり下ろす計画にもパトリツィアが絡んでいたとか。
そんなグッチ一族の泥沼劇を描いた映画「ハウス・オブ・グッチ」(11月24日公開予定)の撮影が目下、イタリアで行われている。悪名高いパトリツィア役にレディ・ガガ、殺害された夫マウリツィオ役にアダム・ドライバー、その父、ロドルフォにジェレミー・アイアンズ、従兄弟のパオロ役にジャレッド・レト、その父アルド役にアル・パチーノ! と豪華キャストだ。
2月にローマ入りした後、北イタリアのアオスタへ、そしてミラノではモーツァルト通りの「ヴィッラ・ネッキ・カンピリオ」を中心に撮影。
ある朝(3/11)突如ドゥオモ広場にロケ隊が出現、アダム・ドライバーの口にミラノ名物ルイーニのパンツェロット(揚げピッツァ)を入れてあげるガガの姿が!
コモ湖ではヴィッラ・バルビアーノを中心に撮影が行われ、ボート上でのキスシーン(3/18)動画までSNSに!公式でないがインスタのお陰で、ステイホーム中でも日本からでも最新の画像・映像をプレビューできる。何よりうっとりする程お洒落な当時のグッチファッションを華麗に着こなすレディ・ガガから目を離せない!この秋巻き起こるグッチ旋風が待ち遠しい。

mirano

*撮影現場のVilla Necchi Campiglio、コモ湖とマウリツィオ・グッチ殺害現場

House of Gucci 撮影風景 インスタアカウント(非公式)
https://www.instagram.com/thehouseofgucci/
https://www.instagram.com/theguccimovie/
*ファッションチェック!(ヴォーグイタリアより)
ミラノ:バーバリーのビンテージトレンチコート&グッチのビンテージスカーフ。
マックスマーラスタジオの茶色い水玉ワンピース&グッチのビンテージポシェット
コモ湖:Sandro Paris の茶色い花柄ワンピース

コロナ禍の「ニューノーマル」、スターシェフの味が食卓に!

今年もステイホームで迎えるパスクワ(復活祭)シーズン。自炊に飽きたミラネーゼに少しでもレストランの味を食卓へ、とどの店も躍起になっている。
茹でたてパスタと違って少し時間を置いても美味しく食べられる寿司も大人気!コロナ禍に新店舗を続々オープンさせる店もある。
イタリアンも負けじとばかりにスターシェフたちが持ち帰り専用メニューを考案。例えば カルロ・クラッコ。軽食にミラノ風キッシュ「トルタ・メネギーナ」14€ や焼きリゾット「リーゾアルサルト」16€ から肉・魚料理20€ まで手頃な値段で揃えている。
老舗サドラーもアラカルトだけでなくお得なパスクワ・セット(6皿70€)や、2人前アペリティーヴォ(カナッペ4種等とワイン付き70€、ワインなし45€)など、ホテル宿泊時にも楽しめそうな魅力なセットを用意している。
写真はサドラーの2人前アペリティーヴォ。カナッペは時間が経つとチャルダと呼ばれるクラッカーやパンが水分を吸ってしまうのが少々残念だったが、PINSA(ピンサ)という長方形の厚焼きピッツァは絶品。新鮮なトマトとモッツァレラも、絶妙な配合の粉類も、その辺のピッツァより格段上の美味しさだ。しかも2人でも食べきれないボリューム。2日前までに専用ウェブサイトで注文するだけ。配達か引き取りを選べる。直接レストランへ電話で予約も可能。受け取りの場合はサドラーの隣(同住所)の系列店、Chic’n Quickにて。

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Carlo Cracco : https://shop.carlocracco.it
Sadler : https://cosaporto.it/partner/sadler/
Via Cardinale, Via Ascanio Sforza, 77, 20141 Milano
Tel:02-5810-4451

「世界一のレストラン」からパティシエがミラノに!

デンマーク、コペンハーゲンの「ノーマ(Noma)」と言えば世界一のレストランで知られている。北欧の革新的レストランとして2003年にオープンし一斉を風靡した「ノーマ」はシェフ、ルネ・レゼピ率いるチームを結成。そのペストリー部門責任者に抜擢され長年腕をふるっていたステファノ・フェラーロと、「ノーマ」とロンドンの店を行き来していたソムリエのロレンツォ・チオリが意気投合し、あるプロジェクトに挑んだ。
二人でデニッシュとコーヒーとワインの店を故郷、イタリアに開けること!だ。
そして2021年2月25日、ミラノ初のデニッシュ専門店「ロステ / LOSTE(=LorenzoとStefano ) 」がオープンした。奇しくもパンデミックの真っ只中だったが、そんな二人の不安は一瞬で吹き飛ぶ長蛇の列、特に週末は混み合い午後はほぼ完売となる嬉しい悲鳴。
濃いオレンジゾーン(2021年3月現在のコロナ対策措置)では1組ずつしか入店できず、持ち帰りのみだが、気さくな二人が丁寧に説明してくれる。しかもロレンツォの妻は日本人とあって日本びいき!甘いデニッシュに抜群に合う酸味の効いたコーヒーは、コペンハーゲンでローストされたコスタリカ産の豆を使用。コーヒーバリューチェーンを強化した持続可能なコーヒーだ。目玉のデニッシュはこの日ほぼ完売だったが、幸いKEVというバターたっぷりペストリーにありつけた。
外はサクサク、中は甘いカスタード、フォカッチャも薪窯で焼かれ外側がカリッ、中はしっとり、ズッシリした味わい。既にレストラン格付けガイドが目を付け、いずれレストランがオープンする様子。店内飲食ができるようになったら、改めてソムリエのロレンツォお勧めワインやフードもレポートしたい。

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loste café 〜caffè & vino〜
https://lostecafe.com
Via Francesco Guicciardini 3 Milano
ciao@lostecafe.com
営業時間:8:00〜16:00 無休 
*濃いオレンジゾーン中の時間。コロナ禍では事前に要確認

老舗の復活祭のお菓子「パスティエラ」が3位に!

復活祭と言えば鳩の形のコロンバが名物だが、実は「パスティエラ」という元々はナポリ地方の伝統菓子で小麦粉とバターを丸く固めて焼いたお菓子も今では復活祭の定番となっている。
全国からエントリーしたコロンバとパスティエラが、今年もお菓子の品評会「レ・パネットーネ」で審議され、ミラノの「クリヴァティ」店のパスティエラが見事3位に輝いた。
ミラノの西南、ソラーリ公園に沿うコーニズーニャ通りに1969年から創業する老舗のパスティチェリア「クリヴァティ」。大きなウィンドウが5枚も通りに面し、この界隈では古くから地元のミラネーゼに愛されている老舗中の老舗。2016年のクリスマスの夜に放火に遭い全焼してしまったが一年近くかけリニューアル。
昨年のロックダウン中は営業を休止し病院で戦う医療従事者へ朝ごはんを届けていた。毎日焼き上げられるお菓子やケーキの数は50種類ほどにのぼる。ここで人気の1つは近年ミラノでブームの生クリームたっぷり「マリトッツォ/Maritozzo」だが、今回の受賞でパスティエラも話題に。エントリーの条件は小麦粉、リコッタチーズ、オレンジピールの砂糖漬け、砂糖、天然香料を使用すること。
イタリアらしいシンプルな素材だからこそクオリティが競い合える。そしてその味は期待をはるかに超えた!リコッタチーズが好きな人には絶対にオススメ。リコッタも卵も一口食べればその鮮度の高さが分かる。ほんのり冷たくオレンジピールが程よく効き、通常より嵩高いのも食べ応えあって嬉しい。4人前の小さいホールで20ユーロほど。(量り売り)。通常は愛らしい壁紙(英国の室内装飾の老舗、コールファックス・アンド・ファウラー)で覆われた店内でランチやアペリティーヴォも楽しめる店。水曜の晩にはジャズも。カフェコーナーの再開が待ち遠しい。

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Pasticceria Clivati
https://pasticceriaclivati.it
Re Panettonne Facebook審査結果レポート
https://www.facebook.com/repanettone/posts/3953719468013433
Viale Coni Zugna, 57, 20144 Milano
Tel:02-8322591
営業時間:7:00〜22:00、日曜日 8:00〜20:00 無休
*コロナ禍は要確認

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