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Report

Milano Report

2026年冬季オリンピック召致決定!
暑さも吹き飛ぶビッグニュースが飛び込んだミラノ。2015年のエキスポ開催に伴う大規模な都市開発で観光客が増大しているミラノ。更なるビッグプロジェクトに沸くミラノより最新情報をお届けします!

世界最高峰のチョコレート屋がビーガン・ジェラート屋をオープン!

5月にオープンしたビーガン・ジェラート屋「リブレ」。ここのフレーバーが面白い。
ビーガンなのに “クレーマ(クリーム)” は落花生を特殊な方法で焙煎しアフガニスタンのサフランで風味を出し、まるで乳製品が入っているかのような円やかな味に仕上がっている。
“ピスタチオ” はエメラルド色のイラン産を焙煎しシチリアのアーモンドで香り高い味に。“ティラミス” も乳製品を使用せずドライフルーツとカフェで仕上げている。
中でも “チョコラート・クリオロ” は絶品。オーナーである世界最高峰のチョコレート屋、ドーモリ社がベネズエラの土地を買い生産する世界でも希少な高品質のビーンズ「クリオロ」を使用し、カカオ本来のアロマを最大限に引き出した芳醇な香り。
またここのジェラートは全て石灰の含有量が少ない湧水を使用することで舌触りが更にまろやか、硬水が問題のイタリアで安心して食べられる希少なジェラートでもある。
その他にも古城梅入りという和風 “マカロン” や、ピエモンテとローマのヘーゼルナッツ入り ”ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)”、血糖値の上昇を抑えるシュガービーツを使用した “カラメッロ・サラート (塩キャラメル)”、そしてエクアドルでしか採れないアリバカカオ(ナシオナル種)とスコットランド・アイラ島の大麦で造り熟成させたブルイックラディ・ウィスキーのフュージョン “チョコラート・エ・ウィスキー” も絶品。
現在全8種類。まるでアート作品のように拘りぬき、健康にも良い今までになかったジェラートはこの夏一押しだ。

ミラノPart-1

gelato Libre
Via Carducci 12, Milano
営業時間 12:00〜22:00 無休

3つ星シェフとデザイン王のコラボ、世界初「蒸しピッツァ店」誕生!

ベネツィア近郊の街『パドヴァ』。そこで2010年にミシュラン3つ星を獲得し、現在イタリアで10軒しかない3つ星の座を守り続けている「Le Calandre(レ・カランドレ)」のシェフ、マッシミリアーノ・アラジーモには密かな野望があった。
それは“蒸しピッツァ”。
試行錯誤して完成したのが「ピッツァ・ア・ヴァポーレ(蒸しピッツァ)」。
4月にオープンしたばかりの店はミラノ一有名なセレクトショップ、「10 Corso Como(ディエチ・コルソ・コモ)」と同じ住所とあって即話題を呼んだ。
通常のピッツァとは異なり、とにかく口当たりが軽くお腹にもたれない。上品なケーキサイズにカットされ、3大ブルーオニオンの1つ、フェッチェンロイターのお皿に乗せてサーブされる。お皿にも刻印されているゴールドの仮面模様。ベネツィアのカーニバルの仮面に由来し、デザイン王フィリップ・スタルクがゴールドの仮面をデザインし内装を手がけた。
専用蒸し器の蓋を持ち上げると天井の吊り照明が下がる、という楽しい演出。メニューは蒸しただけのソフトな味わい「ヴァポーレ 4.5ユーロ」の他、蒸した後にカリッと焼く「クロッカンテ 6.5ユーロ」、蒸した生地を半分にたたんで焼く「マスカルツォーネ 7ユーロ」の3種類。
このクロッカンテはパドヴァの3つ星店で18ユーロで出しているらしくかなりお得。またホームメードソーダもオリジナルで天然素材を使用し爽やかな喉越し。カフェタイムにはドルチェバージョンを、夕方はビールやワインを飲みながら、気候が良い日は中庭で、自在に楽しめる店だ。

ミラノPart-2

AMOR
Corso Como 10, Milano
営業時間:8:00〜22:00 (週末 22:00、金土0:00まで)無休

スカラ座前にオープンした老舗2つ星レストラン3号店「ヴォーチェ」が人気!

アイモ・エ・ナディアと言えばミラノで50年続く老舗中の老舗。
そのビストロが昨年の春にオープンして話題を集めた。その熱気も冷めやらぬ昨年末、スカラ座前に続いて3号店「ヴォーチェ」もオープンした。
近代美術館「ガレリア・ディタリア」館内だがスカラ座広場の専用入り口からアクセスできる。「アート」、「デザイン」、「食」といういま最も大切とされるコンセプトを最高のクオリティが集結して完結させたと言えよう。
それもそのはず、内装は建築界の巨匠、ミケーレ・デ・ルッキが監修。椅子は曲げ木の家具で世界的に有名な「トーネット」の源流を受け継ぐ「GTVコレクション」、夜になるとテーブルにはエルメスの家具も手掛けるイタリアの高級家具メーカー、「プロメモリア」のコードレス照明がテーブルを飾る。
お料理は本店の伝統の味を守りつつ常に革新的要素を積極的に取り入れ絶妙な仕上がりだ。例えばトルテッリはリコッタに加え、リグーリアの甘エビに魚介のエキスたっぷりのソースがかかって絶品。デザートのティラミスは仕上げのカカオパウダーの代わりに、カカオをジュレにしてベールのように被せ大人の味わい。奥のレストラン以外に手前のカフェとライブラリーも併設。観光の合間の一休みにも最高のロケーションだ。

ミラノPart-3

VOCE AIMO E NADIA
Piazza della Scala, 6
営業時間:
カフェ 8:00〜20:00 (月〜日)、8:00〜22:30 (木)
レストラン 11:30〜15:00, 19:00〜23:00 (月〜土)

フェラーリの国のデザインと日本の技術が融合!通勤列車に300本導入!

6月14日、ボローニャ駅でイタリア鉄道会社、トレーニタリアから発表された新型通勤車両の運転開始を祝う式典が開催された。日本でいうJRのように、国鉄から民営化されたトレ二タリア社は、近年高速列車を次々に導入し国内や国外への列車移動が速くなったイタリア。
その陰でずっと通勤列車は30年、40年前の古い車両が使用され、その環境たるや日本人には想像を絶する酷さ。遅延、故障も頻繁で車通勤をやむなくされる人が多い。そこで今回、『日立レールイタリア』から従来の列車より30%乗客収容能力増の2階建て5両編成の新型車両が300本導入されることとなり、イタリア市民の期待が高まっている。
初運転となった6月14日にはボローニャ駅のホームに鉄道関係者、州の職員、メディアが多く集まった。日本の高い技術による動力システムがイタリアの日常生活に希望の光を与えている。
列車の名は「ロック」。車内は明るくゆったり。2席に1つはコンセントとUSBポートが利用可能。自転車置き場も設置。落書き防止の表面加工も施されていて安心だ。実はこの日、フランスのアルストム社からも1階建ての新車両「ポップ」がお披露目された。こちらも300本導入予定。2026年には冬季オリンピックも開催予定のイタリア、まず庶民の足から改善されることを期待したい。

ミラノPart-4

ROCK / HITACHI RAIL S.p.A.

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